今日は酔八仙という武術の自主稽古会。
僕は2018年の2月から本格的に武術を習い始めた。
習うという言葉は適切ではないかもしれない。
武術に触れ、それを実際に体現し感じさらに行動をする。
武術の稽古は365日24時間に渡る。
つまり日常が全て稽古になる。
武術の基礎を学び、あとは日常から学ぶ。
最初に学び方を学んだあとはすべてその人の取り組み次第になるのだ。
では僕がなぜ武術の稽古をするのか。
今日はそのことについて少し書いてみる。
なぜ僕が武術の稽古をするのか?
結論から言うと、それは「弱く」なるためである。
え?強くなるためじゃないのという疑問を抱いた方、ありがとうございます。
おっしゃる通り、武術を強くなるために稽古している方もいるのは事実。
しかしそれは本質ではない。
人の弱さを知るためにはその人より弱くならないと弱さの本質に氣付けない。
そしてその人の強さにも氣づくことができない。
弱くなれば、より多くを感じられるようになる。
それはそれはすごく素敵なことな氣がする。
弱くなればなるほど多くのものを内包していることに氣づく。
僕たちは全てを持っているのに氣づけずに一生を終えていく。
しかし弱くなることで徐々にその感覚に氣づいていくのである。
武術は0に近づくための方法。
0=∞
0になればそれすなわち最強である。
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